絶対に知っておくべき通信速度の調べ方、配信時の必要速度の目安
スピードテスト
今回はインターネットの通信速度の確認の仕方、また配信の際どのくらいの速度が必要なのかの目安についてご説明をさせていただきます。
普段私たちはこちらの秋葉原のスタジオ以外でも出張で配信を日々を行っておりますが、このような場合は通信速度がもし足りないと、配信が途中で途切れ途切れになってしまったり、あるいは最悪の場合落ちてしまうなど、そういったことにもなりますので、出張であれば必ず事前に出張先の通信速度がきちんと出ているか、配信に耐えうるかというのを確認するようにしています。
またこちらの確認ができると出先でwi-fi に繋いだ時に速度が遅いと思う場合でも、確認ができて非常に便利ですので、このやり方を覚えていただいてぜひご活用いただければと思います。
では通信速度の確認をしていきます。
確認できるサービスはいろいろあるんですが、今回はスピードテストというものを使って確認します。
ブラウザにスピードテスト入力してこちらにスピードテスト出てきましたのでクリックします。
そしてこの画面で使い方ですが、このGOを一度クリックする、これだけで通信速度が出るようになります。
まずこちらにping、そしてダウンロード、アップロードと3つ出てきました。
このping値はレイテンシとも言うんですけども、データの送受信にかかる時間を数値化したものになります。
今2ミリセカンドという数字で、こちら数字が小さいほどいいんですけども、こちらは目安としてですが20ミリセカンド以下とかであれば快適に動作している状態ということが言えます。
次にダウンロードが出ました。
ダウンロードは642.26 Mbps、こちらは配信で言うところの視聴者側の環境の速度ということになりますね。
インターネットなどで閲覧している、ダウンロードする速度ということになります。
そしてアップロード、これは配信で言うところの配信する側ですね。
データをアップロードする速度ということになります。
今827.97Mbpsという数字です。
ですのでダウンロードはインターネット等でカフェなどに行った時に wi-fi が遅いときに見る数字で、配信の時に起因するのはこちらのアップロードという数字ということです。
そして今827.97Mbps ですが、どのぐらい配信に速度があった方がいいのかというところですと、まずzoom 単体で配信を行う場合は最低でも50Mbps ぐらいはあった方がいいです。
その他 youtube、facebookなど各プラットフォームに配信する場合は、それぞれ100Mbps ぐらいはあったほうがいいです。
ですのでzoom、youtube、facebook、もし3つに同時に配信するとすれば、足していただいて250Mbpsぐらいは最低であった方がいい数字ということになります。
もちろんこちらあまり 250ジャストくらいだとちょっと何とも言えません。
ですのでもちろん多めにあるに越したことはないです。
今有線でスタジオでつないでいるこの環境で通信速度を見ていますが、827、これでしたらまぁ大概の配信には耐えられるスピードが出ているということが言えます。
このようにスピードテストを使ってGOをして、わずか数秒で通信速度の方を確認することができました。
また無線の接続で配信を行うということはありません。
今回も有線の接続で速度をテストしていますが、有線接続の方がスピードも出てまた安定もしていますので、必ず有線接続で配信は行うようにしましょう。
以上がスピードテストを使った通信速度の確認の仕方になります。
その他 出張配信の場で確認しなければならないこととして、こちらの配信で使う回線と、あとその他の関係者や来場者が使うwi-fi などのインターネット回線、これが同じものなのか、また別のものなのかというのは確認する必要があります。
もしこれが同じになっていますと、リハーサルまで問題なく進んだとしても、来場者がどんどんいらっしゃってwi-fi に繋ぎだすことで、回線が圧迫されて配信に支障をきたしてしまう場合があります。
もしこれが分けられない場合は、別途配信用に回線を用意するなど、そういったことも検討する必要があるかなと思います。
秋葉原ベストセラースタジオでは、日々スタジオの中での配信、あるいは出張配信に対応しており、事前に通信速度や機材などを確認して、万全の状態で臨むように心がけています。
また10年以上の収録配信の実績やノウハウもありますので、イベントや催事など配信の方ご検討されている方は、是非お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
ありがとうございました。
