【ZOOM】セミナー配信現場で使える!ギャラリービューにまつわる機能紹介
今回はズームを使ったオンラインセミナーの配信に役立つ、ギャラリービューにまつわるさまざまな機能についてご紹介させていただきます。
今回の内容は、普段ミーティングの用途でしかズームを使われない方にとっては、あまり役に立たない、若干専門性の高い内容となっておりますが、オンラインセミナーの主催や配信に関わる方にとっては、知っておいて損はない内容かと思いますので、是非最後までこの動画をご覧になっていただき参考にしていただければと
思います。
今5名でズームミーティングに参加している状態です。
そのうち4番5番はビデオオフの状態です。
まずギャラリー ビュー、スピーカービュー等を入れ替える場合は、右上の表示、こちらから切り替えることができます。
続いてこのギャラリービューに表示されているそれぞれの画面は、ドラッグ&ドロップすることで順番を入れ替えることができます。
この場合参加者の方は変わっておりません。
自分の見た目の順番だけを変える操作です
これをもしホストの方の順番で統一したい場合は、こちらにチェックを入れることで、移動したものが参加者の方にも反映されます。
参加者の方がもしスピーカービューだとしても、脇に写っている参加者の小さい画面が、これをすると入れ替わる形になります。
ホストのビデオ順番に従うを外しました。
そうすると自分の見ている画面の順番のみが変わります。
次に自分の画面の右上・・・からは、セルフビューを非表示っていうものを選ぶことができます。
これも自分の画面で自分の写っている画だけが消えるということになり、参加者の方からは見えています。
戻す場合は表示から、セルフビューを表示、これで戻すことができます。
次に、このピンと全員のスポットライト、こちらは配信でもよく使う操作ですので、詳しくご説明します。
まず今ギャラリービューで全員が一同に見えている状態ですが、ピンをクリックすることでスピーカービューになり、一人の画面が固定されます。
この時別の参加者が発言等をしても、ピンを固定された画面が変わることはありません。
ピンについては追加で設定することもできます。
今スピーカービューに切り替わって2人が固定されている状態ですが、この表示からギャラリービューを選択するとギャラリービューを見ることもできます。
ただしスピーカービューに戻した際は、このように固定された2名が残っています。
ピンを削除する場合は、・・・からピンを削除、一人の画面の時はこちらでピンを削除することができます。
あるいは複数名の時は表示の中ですべてのピンを削除で消すこともできます。
次にスポットライトですが、基本的にはピンと同じ操作ではあるんですが、全員のスポットライトを選ぶと参加者の方も含めて全員の見ている画面が固定される形になります。
同じく他の人が発言等してもこの画面が切り替わりません。
スポットライトも同じく複数選択することもできます。
解除する場合はこの表示からすべてのスポットライト削除か、右上・・・からスポットライト削除、こちらからスポットライト削除、これで誰もスポットライトが当たっていない状態に戻りました。
また参加者の方をギャラリービューに戻していきます。
このようにオンラインセミナーなどでは、スポットライトビデオの機能を使って講師の方をスポットライトを当てておくことで、他の人が発言をしてもスピーカービューで講師の方が固定されるという状態を作り出すことができます。
では先ほど説明したような機能を実際のズームでのオンラインセミナーの現場でどのように使用しているかについてご説明をしていきます。
まず現状 配信スタッフ1、ホストで入っている私です。
そして配信スタッフ2が共同ホストで入っています。
こちらの配信 pc は参加者に見せたい画、つまりカメラで撮っている先生の画や、スライド等の画が出ているとします。
今花が映っていますが、先生の顔だと思ってください。
また参加者1、ビデオをオンにしています
そして参加者2、こちらはビデオをオフにしています。
このようなメンバーでセミナーを行っていると仮定します。
まず配信スタッフの顔はセミナーに出ている必要はないのでビデオを停止します。
次に参加者には先生の顔やスライドなど、そして先生からは参加者の顔が1画面で見えるような状況を作っていきたいです。
ですので配信 pc の・・・から、全員のスポットライトを設定することで、参加者は先生の画が固定されその他の方がマイクオンで喋ったとしてもこの画面が切り替わることはありません。
スポットライトは重ねて使うこともできますので、参加者の顔を顔出し ok で配信に載せてもいい場合には、重ねてスポットライトを追加して2人を見せるという操作もできます。
解除する場合は、・・・からスポットライトを削除すれば、先生の画だけに戻りました。
もしパソコンのみで配信を完結するような場合は、基本的に皆さんにミュートとしていただいて、スピーカービューで話し続けることもできますが、やはり大勢の方に対してのセミナーの場合は、他の方が誤ってマイク
等をいじってしまって一瞬画面が切り替わるということにもなってしまいますので、スポットライトで固定しておくのが無難です。
次に話されている講師の方が参加者の顔を見る画面、こちらの方を設定していきます。
こちらは参加者2の共同ホストのパソコンを先生に見せているとします。
当然顔が見えてリアクションがわかった方が先生も話しやすいですので、ギャラリービューで参加者一同の顔を見せます。
この時、先生が参加者1の方に仮に発言を求めたり発表してくださいと振った場合は、その参加者の方は配信には顔を乗せないという場合は、参加者1の方を右上・・・からピンとやることで、その方をクローズアップして先生に見せることもできます。
戻す場合はピンを削除、ギャラリービューに戻すことで、また参加者全員の一画面を先生に見せることができる状態に戻りました。
次に参加者2の方、今ビデオがオフですがこちらの方を見せたい場合は、またピン操作をして、こちらのピンを削除か、ギャラリービューに戻してから、右上・・・からピンを削除して戻します。
どうしてこのような操作をするかというと、ズームでは1画面に49名まで表示ができるのですが、そのぐらいの人数になると一人一人の顔はかなり小さくなってしまいます。
ですので通常の講義中は全員の顔を一画面でぼやっと見ていればいいんですが、特定の誰かと相互にやりとりしたいような場合は、スポットライトとピン、こちらは同じパソコンで重ねて操作することができませんので、先ほどのピン留め操作をスポットライトをかけているパソコンとは別のパソコンで行って先生に見せることで、フェイストゥーフェイスでやり取りをしていただくことができるようになります。
先ほど一画面に表示できる人数49名と言いましたが、そちらはズームの設定、ビデオ、の下の方に、ギャラリービューで画面あたりに表示する最大の参加者数、ということで選べるようになっています。
この人数を超えた参加者は左右に矢印が出て、次の画面を見ることで25名や49名を超えた参加者の顔ももちろん見ることができます。
また今回は参加者2は顔を出していないので、例えば右上・・・からビデオの開始を依頼したり呼びかけて
顔を出していただく、その方が先生が話しやすいので、そういったことを行う場合もあります。
その他、配信スタッフ1・2も顔が出ていないので、先生が見る必要がないような場合は、ビデオオフになっている方の右上・・・で、ビデオ以外の参加者を非表示にするを選べばビデオオフの方の画を消すこともできます。
戻す場合は表示から、ビデオ以外の参加者の表示、これで元に戻りました。
このようにスピーカー ビューやギャラリービュー、そしてピン留めやスポットライト、こういった機能を駆使して配信の方を進行していきます。
ということでズームを使ったオンラインセミナーの配信の現場で、普段私たちが行っているようなズームの操作手順、または機能についてご紹介させていただきました。
秋葉原ベストセラースタジオでは業務用機材をはじめ、こちらにあるような70インチの大型モニターなど、オンラインセミナーを開催配信するために最適な環境をご用意しておりますので、配信に不安のある方、または高品質なセミナーを配信したいという方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
ありがとうございました。